バンドネオン

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昨日、バンドネオン奏者、小松亮太のLIVEに行ってきました。

「バンドネオン?」なんじゃそりゃ?私もはじめそんな感じだったのですが

見た目はアコーディオンのような…そんな楽器。全く別モノだそうですけど。

いやぁ、とにかく素晴らしかった。

今まで行ったライブ、コンサートの類いで一番感動しました。

と言っても、別に私はタンゴやアルゼンチンに特に興味があるわけでもないし

音楽について詳しいわけでもない。

まして楽器が弾けるわけでもないんですが…。

たまたま、運転時に聴いていたラジオに彼がゲスト出演していた。

たまたま、友人にもらったチケットで観に行っていた映画の主題歌や挿入歌を

彼が作曲していた…。

たまたま、めくった情報誌にライブ情報が載っていた。

って「たまたま」が重なったのがきっかけです。

福岡は10年ぶりなんだそうですからホント「たまたま」です。

とにかく、ライブでこれほど心を揺さぶられるような感動をもらったのって初めてでした。

知識のない人がひょっこり行くと、やたら浮いてしまいそうなライブとか

やたら熱狂的すぎる人が多すぎてサーッとひいてしまう自分がいたりするライブとか

知識があること前提でやたら敷居の高いコンサートなんかも多いと思うんですが

そういう雰囲気が全くなく

知っている人も知らない人もどんな人でも楽しめるように構成された雰囲気は

「みんなにバンドネオンを知ってもらいたい。音楽を純粋に楽しんでもらいたい。」という

彼の意思が強く反映されているのかもしれませんね(…って別に彼の考えは深く知らないけど)

ホールの大きさ、距離感、照明、選曲構成、MCどれをとっても

私が理想としているライブでした。

また機会があったら今度はムスメと一緒に行きたいな。

…って次も10年後?!