この日は雨の中、3歳女の子の七五三でした。
試着の時などはとっても機嫌がよかったので
全く何も当日の心配をしていなかったのですが
3歳あるある
当日私たち大人が予期せぬご機嫌斜めスイッチが当日発動されたようで
着物も足袋も草履も(全部ですね?)脱ぎたいと…いうご要望でしたが(笑)
なんとかこらえてもらって無事に撮影も祈願も終了いたしました。
要所要所のお姉ちゃんの妹愛に
涙腺が崩壊しそうになりながら撮影でした。
あんなにご機嫌斜めだったけど
結果オーライだったよね。
そして雨の日だったけどやっぱり撮ってもらって良かったね。
そう思っていただける写真にしたいなぁ…その一心。
こちらの写真は被布を脱いでいるのですが
本来、着付けの先生方から見ると
着物の撮影なんだから被布を着てないのに写すなんて…とか
着崩れありえないということもご指摘としてはあるのだと思うのですけど
(もちろん完璧な状態で撮影してあげられればそれが一番いいのはわかっているので
最善の状態で撮影できるよう着付けの知識も入れてはありますが)
着たくないと訴えている3歳に無理に着せて泣き顔にさせることよりも
ただ、被布を脱いでいても
そこにある物語や愛を写すことに価値があると判断すれば
そうしたいな…と思っているところです。
そういう3歳ならではの七五三物語というか家族物語…
その状況の背景などに詰まっている気持ちや物語の表現が
できたらいいなぁと、そう思っています。
本当におめでとうございます!!
そして撮影お疲れ様でした。